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身に染みて風が体を冷たくさせるのを
急ぎ足で体を温めて森を目指した。

森の中に入ると強かった風は収まり、
なんだかホッとした僕ら。
稜線上では
自然の厳しさ感じさせてくれた道のり。
森の中では
自然の暖かさを感じた^^


こんな大きな！いや、もっと大きな岩が、
稜線上にはゴロゴロ転がってる。


見て欲しかったなぁ。。。


この先で長倉さんは、少し気が抜けたのか！？
転倒。怪我もなくてよかった。
雨で濡れているのと木の根が張り巡らされてるので
スリッピーさ満点。安全第一。
スピードを落としてゆっくり進んだ。

森の中での行動の中で久々に体が温まってきた。
余裕ができてきたんで、ここで簡単なトレラン講習！
長倉さんが下りが苦手とのことで
下りでの走り方についてしばし、ザックを置いて
2人で走ってみた。


僕は、感覚的に走り方を身につけてたので
それを言葉でうまく伝えれるようにならないと！！
アドバイスが下手でごめんなさいm(._.)m

長倉さんが撮ってくれた1枚は
僕のお気に入り^^
ありがとうございます！！

ひょこっと鹿が2匹。
こちらを見つめて、ジーーーッと。
カメラ目線ありがとう♪
おかげでバッチリ撮れたよ。

縄文杉が近くなってきた！！
どんな縄文杉が見れるかな？

縄文杉についた。
霧の隙間から綺麗な天使の梯子。
光が神々しくさしていた。

縄文杉としばし時間を共に過ごす。
数千歳の縄文杉と3、40歳の僕ら。
同じ場所に立ってることを意識すると
妄想がバーーーっと広がる。


どんな景色を見てきたのかな？
元気なのかな？
人間は好きかな？嫌いかな？

今回の旅の相棒を並べて
縄文杉デッキでパシャリ。
縄文杉入れて撮りたかったけど
無理があったのでやめ。

奇跡的に2人とも同じメーカーのザックだった！！
これには本当にびっくりした^^
そしてめちゃめちゃ嬉しかった！！

長倉さんと話してく中で
なんだか僕らは物の価値観や考え方が
似ている気がした。


メーカーは blooper backpacks(bbp)

南アルプスの麓、静岡にある小さな工房。
オーダーメードで作ってくれる素敵なザック屋さん。

僕はトレランのザックもこのファストパッキング用の
ザックもbbpのものを愛用している。
道具の大切さを教えてくれたお店。

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胸腔周囲13,8mの屋久島最大の切り株と呼ばれる
ウィルソン株。切り株の中に入ると
畳10畳ほどのスペースがあり、
上を見上げるとこんな風にハートの写真が撮れる場所。

女性人気、抜群のスポットだけど
意外と男性も好きな印象^^

ちなみにこの切り株、
豊臣秀吉の命令により京都の方広寺を建てる
為に切られたとか切られてないとか！

長かった登山道も後少し。
縄文杉ルートの中でも森の緑が特に美しい
この区間は僕も大好きな場所。

雨もすっかりとやみ、たびたび光が射す。
森の空気を思う存分、味わっていざトロッコ道へ。

長かった道のりも後少し。
少し寂しさも感じながら、走る。
木道は意外と走ったほうが滑りにくい。
たまに立ち止まって見上げると
そこには綺麗な杉並木が。

そして、ついにゴール。

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距離 26km
累積上昇 1,500m
累積下降 2,250m
経過時間 11時間
ルート 淀川登山口→淀川小屋→花之江河→黒味岳→投げ石平→
翁岳分かれ携帯トイレブース→栗生岳→宮之浦岳→焼野三叉路→
第二展望台→ 新高塚小屋 →高塚小屋→縄文杉→夫婦杉→大王杉→
ウィルソン株→大株歩道入口トイレ→トロッコ道→荒川登山口
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今回は台風2日前、
無事にツアーができてよかった。
晴れ渡る青空の中のトレランとはいかなかったけど
僕はこの天気がベストだと思ってます。
後半の森の中、緑の美しさに
見惚れれたのは、雨や霧のおかげ。
苔の滴ももちろん晴れてたら見れない。
屋久島らしい景色を堪能してもらえたのは
僕にとってはとても嬉しいこと。

自然の壮大さを感じさせてもらえる
天候の変化、気温の変化、景色の変化
飽きのこない壮大なトレイル。
長倉さんの表情を見ていて
やっぱり屋久島は最高だなって感じました^^

ガイドとしての課題も山積み。
一歩一歩課題をクリアして
さらに素敵なツアーにできるように
頑張ろうって思いました。

とりあえず第一回目の屋久島トレラン縦走は
大成功ってことにしちゃいます！w

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