はじめてのミヤマキリシマ

ミヤマキリシマとは

韓国岳山頂に咲くミヤマキリシマ
1909年に霧島へ新婚旅行に訪れた植物学者・牧野富太郎が発見し、
「深い山に咲くツツジ」という意味で「ミヤマキリシマ」と命名したのが始まり。

ちなみに日本初の新婚旅行と言われている
1866年には坂本龍馬が新婚旅行で霧島を訪れた際、
姉に宛てた手紙の中で「きり島つゝじが一面にはへて実つくり立し如くきれいなり」
と書いていてこれはミヤマキリシマのことのようです。

ツツジの一種。九州各地の火山活動が終息した高山に咲く。
1メートル程度の低木で、花期はおおむね5月下旬から6月中旬。
枝先に2-3個ずつ紫紅色の花をつけるが、桃色、薄紅色の花も見られるようです。

ミヤマキリシマの有名な群生地としては、今回僕が行った霧島山をはじめ
阿蘇山、九重山、雲仙岳、多く見られる。その中でも、
くじゅう連山の平治岳や大船山は、とくにミヤマキリシマの群落が美しいことで知られてます。

大浪池

標高1,411mにある登山道から。大浪池の標高は1,241m。
今回は大浪池からスタート。
整備された道でとても歩きやすい。
1,411mの登山口から一周2kmほどの周回コースある。
遠くに見えるのは韓国岳。

ビューポイントがいくつもあり、
ある度に大浪池を除いた。
今度行った時には、ドローン飛ばしてみたいな♪

今回のルートは

大浪池とミヤマキリシマ
大浪池登山口→大浪池→韓国岳避難小屋→韓国岳→えびの高原
約7kmの登山道は、全体的に見ると(屋久島と比べると)
舗装された箇所が多くトレイル自体も凹凸が少なくするするいける
歩きやすいトレイルでした。
稜線近くはガレ場なので石を落とさないように配慮が必要。
木道部分はたまに荒廃箇所があるので特に稜線付近は注意です。

※えびの高原から大浪池登山口までは軽くランニングで戻りました。

今回の旅のピークは韓国岳!!

大晴天の韓国岳山頂から。
韓国岳山頂より、高千穂峰、新燃岳が美しい。
九州南部に連なる霧島山最高峰の韓国岳。
標高1,700m、宮崎県のえびの市&小林市、鹿児島県霧島市の境界にまたがる山。
かつては周りに山も少なく、頂から韓の国まで見渡すことができる
「韓国の見岳」と呼ばれていたのが名前の由来と言われてます。

青空の大晴天。
見渡す限りの絶景にずっと居たい景色でした♪
気温もちょうど良く太陽が眩しい、最高の登山日和。
梅雨の九州は屋久島含め各地で花が美しい花の季節。
屋久島ではちょうど今、ミヤマキリシマと同じくツツジ科である
石楠花が見頃を迎えてますよー!!

早く自由に日本中、世界中を飛び回れる時が来ますように。
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