何度も訪れたくなる場所

雪の降った屋久島

里ではハイビスカスが咲く亜熱帯。
山に行けば雪の降る亜寒帯。

日本で唯一、亜熱帯〜亜寒帯まで味わえる場所が屋久島です!

今回は、除雪の行われている紀元杉(標高1,200mぐらい)
から淀川小屋(標高1,380m)までのんびり歩いてきました。
この登山道は普段、黒味岳や宮之浦岳への登山起点として
使われている道です。
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緑と白の美しき世界

この辺りは、完全に雪の世界ではなく、
白色の雪の中に苔や木々の緑があり、
それがただただ美しかったです。。。
ここまでの道中は薄曇りだったけど
光が一瞬射し込んだ。
ヤクシマシャクナゲの新芽が
雪の中からひょっこり可愛いかった!
そしてこんな寒い中、逞しく生きる姿に
パワーをもらえる。

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屋久杉の大きな倒木とそこに生きる木々

雪の中に一際目を引く木があった。
この大きな屋久杉の倒木、
屋久杉の倒木の上に新しい植物が生きているのわかります?

これは着生と言って、この倒木に場所を借りて
生きている植物です。

屋久島には、着生がたくさんの場所で見られ
生命の自由さや力強さを身体いっぱいに感じることが出来ますよ!!

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何度も訪れたくなる場所

今回のゴールの淀川、
ちょうど淀川に来た時に美しい光が射して
リフレクション(川面に映る反射)とともに
景色を堪能しました。

ゆっくりと流れる清流。
優しい川の音に鳥の声が感じられ
冬の景色の中にも春が感じられました。

今頃はもう溶けてるかな?

これから春へ、芽吹の時期が楽しみです。
そしてガイドにとって冬休みも残り1ヶ月
屋久島の自然を思いっきり楽しみつつ、
皆さんと登山できる日を待ち遠しく
日々過ごしていきます。


ご縁ある皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。

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