狩猟記念日｜屋久島ネイチャーガイドソラミド

狩猟記念日

初めての狩猟

今日は、人生で初めての狩猟記念日。
上屋久猟友会の会長である一郎さん、志戸子集落の栄樹さんに連れて行ってもらいました。

今回は、たんかん農園でヒヨドリ猟を行いました。
※ヒヨドリは、屋久島の特産品” たんかん ”を食べてしまって今年は特に被害が多いそうです。

狩猟の極意から銃の所作を学ぶ

鳥の習性、
銃の持ち方、
弾のいれかた、
撃つ時の所作、
何が駄目で何が良いか、
安全面から銃の仕組み、
弾の仕組みまで
たくさんの事を教わりました。

当たり前だけど、
猟銃で1番大切なことは安全管理です。
これから先輩についていって沢山学びたいし自分でも勉強していきます。

一郎さんは屋久島1の銃の達人です。そんな銃を極めた人から教えてもらえるのは本当に幸せな時間でした！！

今現在の僕は、、、

銃を撃つ所作にロスが多すぎて、その間に鳥は逃げてしまいます。。。

後は、銃が怖いからでしょう！
意識しないと肩に力が入ってるのと撃つ瞬間に反射的に力を逃そうとしてしまうからそこが次への課題っす。

「まずは無駄な所作を少なくする。次に肩の力を抜いて、どっしり構える」のが次へ向けての目標です。

最後に念願の１羽目が獲れて嬉しかったです。

解体作業

僕は、1匹でしたが一郎さんと栄樹さんは沢山のヒヨドリを獲りました。

夕方ごろに栄樹さんと別れ、そのあとは一郎さんに教わりながら解体作業。

羽をむしる作業、
まだついてる毛をバーナーで焼く作業
それをお湯につけて洗う作業

内臓を切りわけ、冷水で洗い流す作業
数時間作業して
やっと食べられる状態になりました。

「一人だったら11時までかかるぞ！！」
って言われたけど、冗談抜きでそうだと感じました。

狩猟を通して感じたこと

たくさん肉をいただきました。

冷えた身体をあっためて
塩胡椒で焼いたじっくり焼いたヒヨドリは五臓六腑に沁み渡りました。

やっと本来当たり前にすべきことができたことが、嬉しく幸せな気持ちになりました。
そして食のありがたみを感じれました。
僕の血となり肉となってくれることを心から感じれました。

効率化、効率化で本当に大切なことがわからなくなる時があるけど、狩猟を通して、大切なことを教えてもらえるなと思いました。

狩猟1年目！！

僕にとって大きな一歩、
日々、勉強して立派な猟師になれるようがんばるぞ！！

一郎さん、栄樹さん
ご一緒してたくさん教えていただき、本当にありがとうございました。

PS 1月22日に鹿児島遠征！！

早く上手くなりたい！！
そう思い猟銃を持ち1人で鹿児島遠征へ。

鹿児島射撃場にて練習をしてきました。
まだまだ無駄な所作が多いし、当たる数も少ないけど、スポーツと同じで1歩1歩。

生命の大切さを噛み締めて、日々自分を磨いていきます。

#ジビエ料理 — 夜は、先日獲ったヒヨドリを持ち込み食いました。パワーがみなぎります。